WordPressサイトの500エラー(Internal Server Error)を解決した話【All In One WP Security & Firewallプラグイン更新で発生】

先日、突然サイトにもログイン画面にもアクセスできず、すべて「Internal Server Error」となる現象が起きました。

同じように困っている方の参考になるかもしれないので、解決した方法を紹介します。

※対処につきましてはすべて自己責任でお願いいたします。

※本ページはプロモーションが含まれています。

1. エラー発生原因の特定

まずは、エラー発生原因を特定する必要があります。

今回のケースでは、エラーが発生した日にセキュリティ系プラグイン「All In One WP Security & Firewall」が5.0.7→5.0.8に自動更新されており、おそらくこれが原因と思われました。

通常であればプラグインを無効化すればよい話なのですが、WordPressログイン画面にアクセスしようとしても「Internal Server Error」となってしまうため、WordPress管理画面でプラグインを無効化することができません。

2. ワードプレス管理画面にはログインできない→サーバー上でのプラグイン無効化【ConoHa WINGの例】

WordPress管理画面に入れないので、サーバー管理画面でプラグインを無効化する必要があります。

私はレンタルサーバーとして

を使用しており、以下の手順で行いました(他のレンタルサーバーでも同様の操作は可能と思います)。

まず、ConoHaのコントロールパネルにログインし、「サイト管理」→「ファイルマネージャー」を開きます。

ファイルマネージャーの画面で、「public_html」→「サイトのドメイン名」→「wp-content」の順に左側の小さい三角をクリックしてフォルダを表示させ、「plugins」のフォルダを開きます。

つづいて、無効化したいプラグイン（今回はAll In One WP Security & Firewall）を選択し、上部にあるゴミ箱マークを押して削除します。

※今回は削除して後でプラグインを再インストールしました。その他には、プラグインのファイル名を変更することで無効化し、後で戻す、というワザもあるようです。

※ここで解決した場合、All In One WP Security & Firewallのプラグインでログイン画面のURLを変更した設定は無効になっているので、WordPressのデフォルトのログインアドレス（ドメインの末尾に「/wp-login.php」「/wp-admin」をつける）からWordPress管理画面にログインし、再度、プラグインをインストールすればOKです。

3. .htaccessの編集（初期化）【ConoHa WINGの例】

上記で解決しなかったので、最終手段として、.htaccessの編集を行いました。

何かあっても戻せるようにかならず事前に.htaccessのバックアップをとっておきましょう。

「サイト管理」→「サイト設定」→「応用設定」の中にある「.htaccess設定」を開きます。

右上の鉛筆マークを押すと編集可能になります。最初に編集前の状態ですべてをコピペし、メモ帳などに保存してバックアップを取っておきます。

上記は修正後の画像ですが、修正前は、ここに「All In One WP Security」等の記述がいろいろと入っていました。プラグイン更新時に何かがおかしくなっていたようです。

WordPressの初期設定の記述に修正したところ、エラーが消えてサイトにアクセスできるようになりました。

初期設定の記述は以下を参考にしてください。

パーマリンクの使い方 – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

参考までに、以下のように記述しました。

あとは、プラグインを再インストールするだけです。

All In One WP Security & Firewallのプラグインでログイン画面のURLを変更した設定は無効になっているので、WordPressのデフォルトのログインアドレス（ドメインの末尾に「/wp-login.php」「/wp-admin」をつける）からWordPress管理画面にログインし、再度、プラグインをインストールします。

All In One WP Security & Firewallの5.0.8を再インストールしましたが、特に問題は起きませんでした。

まとめ:500エラー(Internal Server Error)への対処

今回は上記の方法で無事解決することができました。

同じように困っている方の参考になればと思い、共有させていただきました。

※対処につきましてはすべて自己責任でお願いいたします。

おまけ:ブログ関連書籍

ブログ運営で参考にしているオススメ本はこちら。